サマリー: 米国市場は「Turnaround Tuesday」で主要3指数が反発、好調な雇用データと消費者信頼感が買いを誘った。東京市場は米ハイテク株高を受けて日経平均が+1.4%の大幅続伸、5万8,000円台に乗せた。本日最大の焦点はNVIDIA決算。
米国市場
24日の米国市場は主要3指数がそろって反発した。S&P 500は6,890(+0.77%)、NASDAQは22,864(+1.04%)、ダウは49,175(+0.76%)で引けた。前日の関税ショックによる全面安から一転、「Turnaround Tuesday」を演出した。
反発の原動力は2つの経済指標だ。ADP雇用統計が市場予想を大幅に上回り、コンファレンスボード消費者信頼感指数も2025年半ば以来の高水準に跳ね上がった。ソフトランディングシナリオが再び息を吹き返し、リスク選好が回復した。
セクター別ではソフトウェア株が強い。Salesforceが+4%超、ServiceNowが+2%超。バイオのIovance Biotherapeuticsは肉腫治験の好結果で+32%と急伸した。AMDもMetaとの新AI半導体契約の報道で買われている。
トランプ大統領は一般教書演説で「コアインフレは5年超ぶりの低水準」と強調。データセンター増設に伴う電力料金の抑制で大手テック企業と「rate payer protection pledge」を締結したことを明かした。
日本市場
25日の東京市場は米ハイテク株高を追い風に大幅続伸。日経平均は前日比+824円(+1.44%)の58,145円と、5万8,000円台に乗せた。半導体・テック関連の大型株が牽引し、前日の連休明けリバウンドに続く2日連続の上昇だ。
一方、TOPIXは3,828(+0.33%)と小幅高にとどまった。日経平均との乖離が鮮明で、物色が一部の値がさハイテク株に偏っている構図だ。ドル円は155.95円前後で推移し、前日から約1.3円の円安方向。堅調な米経済指標を受けた米金利上昇がドル買いを支えている。
注目テーマ
NVIDIA決算 ── AI相場の試金石
本日の米国市場引け後、時価総額4.6兆ドルのNVIDIAがFY26 Q4決算を発表する。市場予想はEPS 1.53ドル(前年同期比+72%)、売上高657億ドル(同+67%)。最大の焦点は次世代GPU「Blackwell」の収益化ペースと、来四半期以降のガイダンスだ。AI投資に対する懐疑論がくすぶるなか、ガイダンスが期待を下回ればテック株全体に波及するリスクがある。逆にポジティブサプライズがあれば、日経平均の高値更新を後押しする材料となる。
本日の注目イベント
- NVIDIA FY26 Q4決算(米国引け後、最重要イベント)
- 米1月新築住宅販売件数
- トランプ一般教書演説後の政策反応
- 中国の対日輸出規制を巡る続報
- 米国債入札(2年債・5年債)
マーケットデータ
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
