サマリー: エヌビディアQ4決算は売上高681億ドル(+73%)と市場予想を上回り、AI需要の底堅さを確認。26日の東京市場は半導体関連株主導で日経平均が一時 59,332円 の史上最高値をつけた。その後は利益確定売りに押され上げ幅を縮小。
米国市場
25日のNY市場は主要3指数がそろって上昇した。S&P 500は 6,946(+0.81%)、NASDAQは 23,152(+1.26%)、ダウは 49,482(+0.63%)。ソフトウェア・AI関連株が相場をけん引し、Palantirが +4.2%、Microsoftが +3% と堅調。Anthropicの企業向けAIツール拡張の発表がソフトウェアセクターの追い風となった。
引け後にはエヌビディアがFY26 Q4決算を発表。売上高 681億ドル(前年同期比 +73%)、EPS 1.62ドル(同 +82%)といずれもコンセンサスを上回った。データセンター部門は売上 623億ドル(+75%)と好調を維持。FY27 Q1ガイダンスは 780億ドル(±2%)と強気の見通しを示した。時間外では一時+3.5%まで買われたが、その後上げ幅を縮小し+1.4%前後で推移した。
日本市場
26日の東京市場はギャップアップで寄り付いた。米株高とエヌビディア好決算を受け、半導体関連株を中心に買いが先行。日経平均は朝方に 59,332円 まで上昇し、史上最高値を更新 した。ただし5万9千円台では利益確定売りが膨らみ、前場終了時点では 58,857円(前日比 +274円、+0.47%)と上げ幅を縮小している。
前日の日銀審議委員人事(リフレ派2名の起用案)を受けた利上げ観測後退と円安基調が引き続き下支え。TOPIXは 3,886(+1.11%)と日経平均を上回る上昇率で、物色にやや広がりが見られる。
注目テーマ
エヌビディア決算──「期待超え」でも冷静な市場反応
エヌビディアのQ4決算はトップライン・ボトムラインともにウォール街予想を上回り、AI投資サイクルの勢いが衰えていないことを改めて証明した。データセンター売上 623億ドル はクラウド各社のAIインフラ投資が依然旺盛であることを示す。
注目はQ1ガイダンスの 780億ドル。アナリスト予想の750億ドル前後を明確に上回り、Blackwellアーキテクチャの出荷本格化への自信がうかがえる。ただし時間外の株価反応は+1.4%と限定的で、高い期待値を既に織り込んでいた相場の特性が表れている。東京市場でもアドバンテストや東京エレクトロンが朝方に急伸したが、前場後半にかけて利確の動きが出た。
本日の注目イベント
- エヌビディア決算コール のアナリスト質疑応答の詳細分析
- セールスフォース、スノーフレーク Q4決算(25日引け後発表)
- 米1月新築住宅販売件数(日本時間27日0:00)
- 日銀審議委員人事案 の国会審議動向
マーケットデータ
| 指標 | 値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 58,857 | +0.47% |
| TOPIX | 3,886 | +1.11% |
| S&P 500 | 6,946 | +0.81% |
| NASDAQ | 23,152 | +1.26% |
| ダウ平均 | 49,482 | +0.63% |
| USD/JPY | 155.93 | +0.05 |
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
